病院・クリニックの労務監査・指導を実施しております
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医療機関において発生する様々な人事労務トラブルや、労働基準監督署など行政官庁から指導を受けやすい事項について、50 の設問に答えることによってそのリスクを分析すると同時に、不適合事項を改善する支援を行うことで労務コンプアイアンスの強化・働きやすい職場を実現します。 |
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医療機関が抱える潜在リスクとは |
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1.金銭リスク |
職員からの請求などによって、想定外の金銭的支出を伴うリスクをいいます。特に最近は労働者保護的な法制が強まっていることから、損害賠償なども高額化しており、クリニックの経営基盤を揺るがしてしまうこともあるため、注意が必要です。 |
2.混乱リスク |
職場内において混乱が生じるリスクをいいます。職場内の混乱は、働く職員のモチベーションダウンに繋がり、風土悪化によってサービスの低下などに繋がることもあるため、注意が必要です。 |
3.指導リスク |
労働基準監督署等の行政官庁から指導を受けるリスクをいいます。特に近年は、行政官庁の調査も増加していることから、事前に指導されやすい事項については、事業主に対して改善を促すことが求められます。 |
4.風評リスク |
人事労務トラブル発生時において、近隣に悪評などが拡がるリスクをいいます。こうした風評被害を受けると人材確保の点で苦戦をし、優秀な人材が確保できないといったことが生じる恐れがあります。 |
5.訴訟リスク |
職員(退職者も含む)から訴訟を受けるリスクをいいます。特に最近は、インターネットなどを活用して様々な専門的知識を得ることが容易な環境となってきているため、職員も従来のように泣き寝入りをすることなく外部ユニオンなどを活用して訴訟に持ち込むケースが増加しているため、注意が必要となります。 |
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医療機関の労務監査における診断項目 |
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労務監査における診断項目は、大別すると以下の11分類によって構成されています。 (※すべての設問ごとに、具体的な解説を加えた報告書が納品物となります。) |
●就業規則 (7問) |
●雇用管理 (8問) |
●労働時間 (5問) |
●労使協定 (4問) |
●賃金計算 (8問) |
●社会保険 (3問) |
●労働保険 (4問) |
●雇用保険 (2問) |
●労災保険 (2問) |
●健康診断 (5問) |
●書類の保存(2問) |
(※計50問 ) |
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医療機関の労務監査実施にあたっての準備資料 |
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労務監査を実施するにあたっては、以下の書類等を準備して頂くことになります。 |
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□ 就業規則及び諸規程 |
各種ルールを確認します。 |
□ 賃金台帳 (直近1〜3ヵ月分) |
賃金の支給方法等を確認します。 |
□ 労働契約書の写し |
記載にあたってのトラブルを誘発させやすい事項を確認します。 |
□ 36協定 (時間外・休日労働に関する協定書) |
勤務時間の実態と協定内容に差異がないか確認します。 |
□ 各種協定書・・・等 |
協定内容と実態に差異がないか確認します。 |
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