ゴミ焼却施設内の事故での労災かくしで書類送検
立川労働基準監督署は、ゴミ焼却施設の運転管理業者と同社の元事業所長を、労働安全衛生法違反の容疑で、東京地方検察庁立川支部に書類送検した。
<事件の概要>
平成23年1月19日午後1時頃、ゴミ焼却施設で、運転管理業務を委託されている事業者の労働者が灰クレーンのバケット置場で右足を捻り、右足距骨を骨折して休業2ヶ月を要する労働災害が発生した。
捜査の結果、遅滞なく労働者死傷病報告書を立川労働基準監督署長に提出しなければならないのに、平成23年7月21日に至るまで報告しなかったことが判明した。