労災かくしで書類送検(東京都西東京市)
三鷹労働基準監督署は、建設会社並びに同社の取締役を労働安全衛生法違反の容疑で、東京地方検察庁へ書類送検した。
<事件の概要>
平成21年8月1日、東京都西東京市所在の集合住宅新築工事現場において、被疑会社労働者1名が同現場の清掃作業中に同現場に設置された足場において転倒し、骨折等の傷を負って休業する災害が発生した。
そのため、所轄の三鷹労働基準監督署長に対し、遅滞なく、労働安全衛生法に基づく労働者死傷病報告書を提出しなければならなかったのに、被疑者は、労働災害の発生を隠蔽するために、当該報告書を提出しなかったものである。