つり荷落下による死亡災害で書類送検
八王子労働基準監督署町田支署は、石工事業者及び代表取締役を労働安全衛生法違反の容疑で、東京地方検察庁立川支部に書類送検した。
<事件の概要>
平成24年7月5日に、東京都町田市の墓石工事現場において、つり上げ荷重1トン以上の移動式クレーンを使用し墓石材(重量約180キログラム)荷降ろし作業を行っていたところ、ロープから外れた墓石材の下敷きとなり死亡するという労災事故が発生した。
捜査の結果、つり上げ荷重が1トン以上の移動式クレーンの玉掛けの業務には玉掛けの資格を有する者でなければ就かせてはならないのに、無資格者を当該業務に就かせていたことが判明した。