貨物自動車からの荷降ろし作業中の死亡災害で書類送検
三田労働基準監督署は、業務請負事業者の現場責任者を労働安全衛生法違反の容疑で、東京地方検察庁に書類送検した。
<事件の概要>
平成23年10月26日に、港区内の民間ビル地下駐車場において、貨物自動車からの荷降ろし作業中、ラックに入ったベニヤ板(約百枚約1トン)に激突され死亡する災害が発生した。
捜査の結果、貨物自自動車から100キログラム以上の荷を降ろす作業では、作業指揮者を定めなければならなかったのに、作業指揮者を定めていなかったことが判明した。