違法な時間外・休日労働及び割増賃金の不払などで書類送検
品川労働基準監督署は、不動産仲介会社及び同社の代表取締役らを、労働基準法違反の容疑で、東京地方検察庁に書類送検した。
<事件の概要>
被疑会社は、平成20年9月21日から平成21年4月20日までの間、労働者1名に対し、時間外労働・休日労働に関する協定(いわゆる36協定)を締結しないまま、違法な時間外・休日労働をさせたもの。
また、時間外労働と休日労働に対する割増賃金及び深夜(午後10時から午前5時まで)における労働に対して、約204万円の割増賃金を支払わなかったものである。