労基署による送検事例(210501)
労基署による送検事例(210501)

フォークリフト無資格運転で書類送検(東京都大田区)


 大田労働基準監督署は、道路貨物運送業者及び同社代表取締役を労働安全衛生法違反容疑で、東京地方検察庁に書類送検した。


<事件の概要>
 平成20年12月、東京都大田区内の荷主事業場において、被疑者が被災者に最大荷重1.25トンのフォークリフトを用いてトラックから荷を降ろす作業をさせていたが、被災者がフォークリフトを後進させたところ、トラックと激突し、フォークリフトとトラックの間に挟まれ死亡した。

 被疑者は、最大荷重が1トン以上のフォークリフトの運転の業務については、法定の資格を有する者でなければ当該業務に就かせてはならなかったのに、無資格である被災者をフォークリフトの運転業務に就かせたものである。

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