重機に轢かれた死亡災害で書類送検(東京都千代田区)
中央労働基準監督署は、1次下請の解体工事専門業者及び同社の職長を労働安全衛生法違反容疑で、東京地方検察庁に書類送検した。
<事件の概要>
平成20年9月、東京都千代田区内の解体工事現場において、散水等の作業を行っていた2次下請業者の労働者が、車両系建設機械である油圧式圧搾機のキャタピラ部に全身を轢かれ死亡した。
当該作業場所は同機械に接触することにより危険が生ずるおそれがあったにもかかわらず、被疑者は、誘導員の配置等をしなかったものである。